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コンセプト・戦略 パーソナリティ・プライベート

ジナルカに託した僕の想いと価値観

このブログを書いた人:

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小笠原 裕介

株式会社ジナルカ代表取締役。マーケティング・セールス領域で機能する自己表現ツール「ビジョンキャンバス/スタートアッパー」運営。ビジネスを物語で考える人。0が近づくにつれて目が開き、0を超えると覚醒する夜型人間。朝日は苦手。IT業界20年、差し掛かるベテランの域。らしく、凛々しく頑張ります。

はじめまして。株式会社ジナルカ代表の小笠原です。 

これが第1回目のブログです。ジナルカは現在4期目(2023年11月現在)のマーケティングとブランディングの支援企業です。ジナルカはどんな企業?何がしたいの?何ができるの?そんな疑問を解消できるような発信と、経営や事業で活用できるノウハウやナレッジを公開していければと思っております。

今回はまずはジナルカという会社にどんなコンセプトを託しているのか、そこからお話させてください。

ジナルカの大事にしていること

2020 年に立ち上げた株式会社ジナルカの心臓部に響く言葉、 それは「らしく、凛々しく。」です。 我々が求めるのは、個々のアイデンティティを大切にしつつ、 堂々と目の前の課題に立ち向かう強さ。 この言葉は、ジナルカと共に歩む全ての人々の背中を押す指針となっています。

「らしく、凛々しく。」は、自分らしさを起点とした価値を創造し、 その上で “他者から承認を得られている状態”を捉えた言葉です。 この言葉はジナルカの原点であり普遍的な価値観です。 関わる人達ののアイデンティティに向き合う意思表明でもあり、 もちろんジナルカとして、僕個人としての想いも含まれている言葉です。

「らしく、凛々しく」に込めた創業者としての想い

なぜ僕がこの言葉を個人としても大事にするに至ったのかからお話しします。 背景は大きく2つの側面があります。1つはサラリーマン時代に感じたブレもう1つは人生観の変化です。

僕はこれまでのキャリアにおいて、市場や社会のニーズを汲み取り、 それに応える価値をつくり、その対価としてお金を稼ぐということをミッションにしてきました。

大学を卒業してIT業界に飛び込み、市場の隆盛に遅れないよう、 ビジネスターゲットである「誰か」を常に意識して自らの行動を計画する癖が長いこと染み付いていました。 組織内でも同じように、上司の弱みやニーズを補完するためにスキルを伸ばし、 結果重宝され、報酬もキャリアもアップしていきました。 30代の半ばまで、社会活動とは「誰か」を起点として 想像と労働を行う作業だと無意識に考えていました。

経営の立場になり、感じた「ブレ」

この感覚に違和感を感じ始めたのは30歳を過ぎてからです。 20代を走り抜け、30代で経営責任を持つ立場になった僕は、 自分に備わった「ブレ」をネガティブに感じるようになってきました。

経営の重要な仕事は「意思決定」です。

「誰か」から逆算して判断した決定は、状況や事柄によって都度変化しやすく、 判断基準を説明するのに理論的な補足がたくさん必要になってしまいます。 つまりはリーダーの一貫性が仲間に伝わりにくく理解されにくいのです。

ともに歩む仲間にとって一貫性はすごく重要です。外部環境が変わりやすく自分たちの行動が変わるのも頭では理解しつつ、それでもブレずに信じられるものがないと仲間としてのつながりを感じることができません。

その意味で、リーダーは「自分」を主語にして語れたほうがいいと思っています。外部環境の「何か」や「誰か」を主語にすることは、他責な物語を部下に押し付けていると映ってしまいます。 自らが実現したい未来を描き、それを生々しく語り、 主人公として皆を付き従わせるくらいの語り口がリーダーには求められます。

リーダーシップにおける自分を主語にした語り口の重要性
リーダーシップにおける自分を主語にした語り口の重要性

 

主人公として物語を歩む

事業変革、ドラスティックな組織変化、新規事業創出、上場チャレンジなど、 あらためて僕がしんどさを感じながら経てきた経験を振り返ると、 頭で語った理論は誰にも響かず、感情をはだけた泣きっ面のほうが人は力を貸してくれました。

最近になって僕が気づいたのは「理論が使えるのは、人が動いてから」です

お恥ずかしいことに人は(僕だけ?)理論をうまく使えるようになると、それですべてが解決できるように感じてしまうようで、30代前半はそういう思考を無意識に持っていたと思います。ビジネスにおいてリーダーシップは組織に限らず、 あらゆるシーンで必要とされるスキルです。 僕はビジネスマンとして成長したいと考えたときに、 自分を主人公として物語を歩むことが必要だと感じました。

“感情”を尊重する

僕は今までの人生でよくも悪くも「これは!」という失敗や成功がないのです。 これは、つまり「ネタ」が少ない人生とも言えることで、僕のコンプレックスでもあります。 僕は、どちらかというとネガティブ思考ですし、熱狂的に物事に取り組むことは少なく、 客観的にリスクを捉えてから動き方を定めることが多い人間です。他者から冷淡な性格に思われることもあります。

もちろん、客観的な視点で捉えることはあらゆる場面で必要になる大事なスキルです。 ただそれは、自らで起点(スタート)と目標(ゴール)を定めた上で、 その物語を“進めるためのスキル”であるべきです。

自らの在り方(スタンス)を定める上で、不特定多数の客観性は視点として不必要です。 “多くの他者”を勝手に自らの物語に登場させ、その他者に配慮した脚本で、 登場人物全員に無害な物語は、おそらく誰にとってもつまらないです。 自分の衝動や欲望、そこから純粋に生まれる意志をもっと尊重してあげることが、 これからの自分には必要だと考えています。

またこの時代において、自分の感情を大事にして行動するスキルは、自分の中で持続性や長期的に何かを取り組むうえで有効に活用していく資産だと思っています。

「らしさ」を軸に「凛々しさ」を築く

「らしさ」は自分でかたちづくる理想の在り方です。「凛々しさ」は他者との関係性で築けるものです。どちらも表裏一体ですから、完璧に切り離すことはできない言葉同士です。

一見、自己実現を象徴する代わり映えのない言葉ですが、僕がこの言葉をジナルカのコンセプトにしたのは、過去の自分のように「凛々しさ」から「らしさ」を逆算する成長支援ではなく、「らしさ」から「凛々しさ」を追い求める価値観を顧客の成長支援に活かしたかったからです。

「らしさ」から「凛々しさ」を追求するほうが人間的に合理的に思えますし、追求過程を楽しめるからです。顧客に成功だけではなく、その歩みを楽しめる仕組みを提供することで、持続的で自走的な組織成長を支援することが叶うと思っています。

「主観」と「客観」のポイント整理
ビジネスにおいて備えるべき主観と客観の調和

次回のブログでは、個人の話からジナルカの企業としての在り方について、より解像度をあげてお話できればと思っています。今回のブログは、文章力はともかく、自分の中にあるものをさらけ出して書かせて頂いたので、小笠原という人間を理解してもらう上で、少なからず役立つ内容になっているかと思います。

このブログを通して、少しでも誰かと共感が通わせられれば嬉しい限りです。定期的に更新していきますので、ときおり覗きに来てください。では。

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