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ジナルカのできることと僕の正体

このブログを書いた人:

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小笠原 裕介

株式会社ジナルカ代表取締役。マーケティング・セールス領域で機能する自己表現ツール「ビジョンキャンバス/スタートアッパー」運営。ビジネスを物語で考える人。0が近づくにつれて目が開き、0を超えると覚醒する夜型人間。朝日は苦手。IT業界20年、差し掛かるベテランの域。らしく、凛々しく頑張ります。

今日は「凛々しく。」の話

3回目のブログになります。今回はジナルカの信念ともコンセプトとも言える「らしく、凛々しく。」の「凛々しく」にフォーカスを当てていきたいと思っています。

「らしく」とは、在り方を示す「一貫性」であり、ビジネスにおいては「コンセプト」だとジナルカは考えています。前回まではそんなお話をしてきました。今回はその次の「凛々しく」という点にフォーカスしていきます。

ちなみにジナルカのビジネスにおける「凛々しく」とは、社会・マーケットにおいて自身を持って価値を築けている状態を、独自で定義しています。

では、ジナルカが顧客企業を「凛々しく」するために、持ち得ている術は何なのか。どういうことができるのか。その点に関して、今日は僕個人のキャリアを話しながらお伝えできればと思っています。

ベンチャーで培った戦略構築力とデジタルスキル

僕のキャリアにおいて長く向き合ってきたことは数字の世界、 いつも頭の中には売上・利益・KPIの数字が飛び交っていました。 スキルとして僕が持っているものを表現すると以下になるかと思います。

・広告関連の課題分析・抽出、施策提案、施策PDCA
・営業体制の構築、体系化、KPI管理、デジタルソリューションを軸とした効率化
・インターネットを活用した新規事業の創出、計画化
・デジタルソリューションの導入を軸とした組織内オペレーション、組織外コミュニケーションの最適化(DX/CRM/MAなど)
・事業戦略設計…

スキルの背景となる経歴を簡単にご紹介します。 

社会人のスタートは2004年、サイバーエージェントへの入社がきっかけです。 当時はまだパソコンが主流デバイスでインターネット広告が急激に伸び始めた時代です。 多くの広告メディアが業界的に生み出されていた時代で、そこに並んで僕も広告メディアの企画・運営をしていました。

IT業界のベテラン戦士はチャンスマスター・スタンプボックス・ライフマイルなどの名前に懐かしさを感じていただけるかもしれません。

次にユニメディアという会社に転職します。ユニメディアは結果として13年くらい在籍しました。 長い年月の中で、デバイスがPCからガラケー、そしてその後はスマートフォン。インターネットビジネスのかたちも多様化していき、成長意欲の高い会社の中核で多くの事業に携わりました。

広告代理事業に始まり、その後はアフィリエイトサービス事業の立ち上げ、リワード事業立ち上げと新規事業を断続的に創造していました。新規事業の成長軌道に載せる過程でのピボット力(こだわりと柔らかさの持ち方)などは大いに培われました。アライアンスや協業・業務提携などで業界のキープレイヤーを味方に巻き込むことで、 少ない戦力でも面を取ることができる“戦略的”なプランニングも備わったように思います。

小笠原裕介
カラダノート時代の小笠原

ユニメディアを退職後、カラダノート(現東証グロース)にCOO取締役として参画します。 ビジョンに共感して、上場をターゲットにした事業成長を担いました。 企業の広告主を募り、自社メディアを中心とした育児層ユーザーに露出するビジネスモデルが主流でした。 KPIで組織を紐づけやすい機能別の組織に変更したり、ビジネスの本質価値であるユーザー数(リーチ数)の成長、あわせて広告主数と業種カテゴリの拡大に取り組みました。

 その後、2020年に株式会社ジナルカを創業しました。

中小企業に最適な解決策を「選ぶ」ことができる

ジナルカには、前述の僕のスキルを補完・拡張してくれる優秀な仲間がいるため、 さらにグラフィックデザイン、WEB制作、メディア・コンテンツ編集力、スペシャルなCRM構築力などが備わっています。 

これにより、ブランディング(短期的な価値創造と長期蓄積型の価値創造)を顧客に提供することが可能になりました。これは、ある意味、本質的なマーケティングとも言える気がします。

この顧客のブランド軸に沿ったマーケティングを進めていく上で重要なのは、「ブランドがもっとも影響力を持てる最良の策がなにか」ということを見極めることです。

企業を支援してくれる様々な選択肢が世の中にはありふれていて、どのサービスが適切かを理解するには広い専門的な知識が必要な時代です。選択肢に溢れた、この時代は「使う」ことより「選ぶ」ことのほうが難しいです。

課題を少し検索すれば、ネット上ではそれにかすりそうなサービスや商品の広告がこぞってアピールしていきます。しかも、(意外と?)評判の良いサービスや価値あるサービスは多いです。でも、それはマッチして初めて成り立つ価値です。

その「課題」と「価値」のマッチング精度を見極める点において、ジナルカは貢献できる余地が大きいと考えています。

つまりは、自社に適性の高い手法を「選ぶ」ことができる。その上で「使う」を成り立たせることができます。ジナルカは「使う」の手前から顧客との関係性を築くことによって、顧客の未来にインパクトが大きい支援策を立案し実行することができます。

もちろん「使う」視点においてこだわりを持ち、ひとつの手法を極めたり、運用力を圧倒的に高めることも規模の経済においてはすごく重要です。膨大な広告費を掛けている大企業のビジネスであれば、広告からの成約率を0.1%向上させるだけで大きな売り上げが動くでしょう。

でも、世の中で価値をつくる現場を持っている99.7%を占める中小企業にとっては、大手に倣って「手段を極める」よりも、最適な手法を選び「自社の型」を定めるほうが費用対効果として現実的な効果を得られます。

ジナルカのできること

現在、顧客の「らしさ」を「凛々しく」するために持ち得る武器は以下です。

特に提供価値(アウトプット)は、顧客事業の本質に影響を与えられるように、まだまだ成長をしていきたい部分です。

ジナルカのできること

外部の有効活用は中小企業の成功の鍵

ジナルカを創業してから、戦い方の違いというものをすごく肌身で感じることが多いです。向き合う顧客のビジネスがデジタルからリアルに変わったことにより、地域性や商圏、価値を作るうえでのこだわりや美学など、ビジネスを構成する要素の捉え方が変わりました。また、デジタルとリアルの両業界の連動性も気になる部分はありました。同じ価値を持つもっとリアルの顧客に即したサービスややり方があったり、それを丁寧に伝えないデジタル側の企業があったり…この辺のお話はまたあらためて別の機会で書きたいと思います。

業種や職種を問わず、どんな場合も自分たちの専門領域以外をどのように埋め合わせるかはすごく重要な視点です。成長意欲のある中小企業が、自身の専門領域外の知見や技術を活用したいと考える際に、ジナルカは最初に想起される存在になりたい。そのための努力をしたいと思っています。

3回に渡ってジナルカの自己紹介をさせていただきました。これからは中小の企業(社長)にお役立ていただけるような記事を書いていきたいと思いますので、ご期待頂けたらうれしいです。また、僕でよければいつでも壁打ちになります。スケジュールは開放しておりますので、お気軽に壁打ちリクエストをください。それでは、また。

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